こだわって選び抜いた有明海の海苔を、美味しくお届けするために

海苔の養殖が始まった江戸時代から日本全国で生産される海苔。
干満の差が大きく波の穏やかな内海が海苔の養殖に適した有明海は、国産海苔の生産において国内最多を誇ります。
豊かなミネラルを多く含み、柔らかく香り高い海苔を美味しくお届けするために、今日も職人が上質な海苔商品を作り上げています。

阿蘇の山麓から、滔々(とうとう)と流れる栄養豊かな水と、日本最大の潮の満ち引き(干満の差)がある有明海は、栄養分を凝縮させて「日本を代表する海苔」が生まれます。

豊かな食感の海苔は、長年の経験を積んだ職人が「味」「香り」「食感」「くちどけ」「色」にこだわり、厳しい基準に合格した海苔だけを使用しています。

毎年初冬に行われる「海苔の入札」では、職人が海苔を見極めます。職人が実際に目で見て厳選した上質な海苔が、通宝の美味しい海苔商品となります。

熊本市海路口町(うじぐちまち)。有明海が目の前に広がるこの街で、通宝海苔は生まれました。今でも多くの生産者さんと協力して美味しい海苔が出来るまで見守っています。そして、焼き海苔・味海苔はもちろん、ふりかけ・生のりなどに加工して、皆様の食卓にお届けしています。

素材を厳選して味付けにこだわっています

厳選素材をじっくりと炊き上げた「だし」が通宝海苔の味の「命」。手間隙惜しまず妥協せずに作り続けています。

鰹節


鰹節の日本一の産地で知られる鹿児島県。手間隙を惜しまず、伝統的な製法で作られている鰹節を割ると宝石の様な輝きを持っています。”合断ち4つ切り”にこだわった鰹節は、形もさることながら味の仕上がりにも差がでます。さらに燻すための木材も地元の広葉樹林にこだわり、廃材や輸入材を使用せずに燻し熟成させます。

長崎県平戸産の飛魚


鮮度にこだわったアゴ(飛魚)を、いっぴき、いっぴき手作業で網に並べ、じっくりと炭火でこんがり焼き上げた焼きアゴです。
 炭火で焼かれた飛魚は、ガスに比べ焼き加減の難しさがあるものの短時間で焼き上げる事ができ、香りも格段に良い仕上がりとなります。
 焼きたてをそのまま食べても美味しい焼きアゴを、贅沢に使用しています。

熊本県南小国の干椎茸


九州南小国の森深く、大自然の営みと歩調を合わせる『原木栽培』にこだわり、自然品質を守り続け、ひとつ、ひとつ丁寧に育てた椎茸です。菌床栽培のような人口の培地で短期間に発生させたきのこと違い、天然の原木で培養したきのこは木の香り豊かで、足や傘も大きく肉厚に育ちます。そして何より”安全・安心”をご提供できる『自然品質』です。
 もちろん、ここで採れる生椎茸はそのまま焼いて醤油で食べても最高の椎茸なのは言うまでもありません。

本醸造生揚げ醤油


本醸造生揚げ醤油とは、火を入れる前の醤油。ふつう醤油は色や味、香りをつけるために必ず火を入れる工程を施されます。
 このような普通の醤油では、海苔の繊細で香ばしい匂いを消してしまいかねません。素材の色と香りを活かすため、海苔職人は本醸造無添加生揚げ醤油を使用しております。

真昆布


様々な昆布の中でも高級品として知られる道南産の真昆布を使用しています。出汁は上品かつ透き通っていて、独特の甘みが特徴です。関西ではこの味が大変好まれており、だし昆布といえば、大抵この真昆布を使用します。

にぼし


出汁に使うのは「もったいない」といわれるぐらいの大ぶりで品質の良い大羽いりこを使用しています。漁船から水揚げされたものをその日のうちに加工し、鮮度と味わいをいっぱいにとじこめたにぼしです。

焼きエビ


大分産のキシエビを使用しております。現地ではかき揚げや塩ゆで、正月の雑煮のだしとして食べられており、贅沢な旨味を作りだします。

みりん


糖類やアルコールを使用せず、昔ながらの手法でもち米、米こうじ、焼酎だけを使って手間暇かけて作られれた、コクと旨みたっぷりの本みりんです。

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